鈴木歯科医院では矯正治療を行う前に、骨格の分析と歯形の模型を製作し模型分析を必ず行います。
歯並びの問題をいろんな方向からクローズアップしてみると、見かけの不正に隠れた本当の不正の原因がわかります。正しい診断をすることで正しい治療を行えます。
分析を行う中でも上顎は分析する項目が多くあります。
上顎の骨は、眼のくぼみの25%を鼻の85%を占めています。もし上顎が小さく、鼻腔が狭く閉塞された状態だと、通常の呼吸で酸素の取り込みや二酸化炭素の排出の効率が悪くなってしまいます。鼻でしっかり呼吸ができないと、お口の中の不調和だけでなく周囲組織や自律神経、免疫にも悪影響を及ぼします。
また、上顎には下顎を収容する役割もあります。
上顎が成長しきれていないために下顎の収まりが悪く、顎関節の左右バランスが崩れたり、押し込まれた関節の影響で耳症状が出現したりします。
成長途中にあるお子さまであれば成長を少し後押しすることで、正しい顎顔面・顎関節の成長発達をさせることができます。
そして、歯列・咬合だけでなく、心身ともに健康に成長発達し立派に社会活動に参画できるようにと願っています。
成長期を過ぎた方も歯を動かす矯正力のほか、骨格にアプローチする整形力を発動させることでバランスの取れた正しい噛み合わせの再構築が可能です。
鈴木歯科医院では、ワイヤーを使用する方法とマウスピース矯正のシステムであるスマイルトゥルーを導入しています。
さまざまな装置の中から診断で適した装置を使います。