予防中心型の歯科医療がスウェーデンスタイルです。鈴木歯科医院もスウェーデンスタイルを診療システムにしています。
それまで今の日本と同じ、治療中心型医療だったスウェーデンが、予防中心型の歯科医療に舵を切ると、虫歯も歯周病も激減し健康なお口をしている人が多くなった現実があります。
なぜ予防が大事なのか考えてみたいと思います。みなさん、ちゃんとケアをすると歯は一生保つことができることをご存知ですか?
でも大きい虫歯を放置してしまったり、痛くなってから治すといった、治療中心型で歯科医療を考えていくと、健康な状態で歯を残すのが難しくなってしまいます。
抜歯の原因をグラフにしてみました。
抜歯の原因になる8割が歯周病と虫歯に由来しています。また、歯根破折が生じる歯の特徴は、歯髄がないということで、その歯は虫歯があったという歴史でもあります。
抜歯の原因になるリスクファクターは?
これらのリスクファクターを改善させるためには、
ホームケアを確立したのちは、組織ダメージの少ない方法でしっかり治し、
その後は定期的にオフィスケアで、バイオフィルムを徹底除去していきましょう。
そうすれば、スッキリきれいになり、疾患の早期発見ができ、いいこと尽くめですね。
ノーベル賞授賞式などで馴染みの深い瑞典(スウェーデンの漢字表記)院内にはいくつかのスウェーデンの国旗があります。
スウェーデンからやってきた歯ブラシを勧めたり、バクテリアセラピーを行っているから、はたまた、むし歯を溶解して除去するカリソルブを使用しているからスウェーデンスタイルの歯科診療を行っていますって言うわけじゃないんですよ!